印刷事務あるある
- miyuki tsurumi
- 4月14日
- 読了時間: 4分

はじめまして!美有起の事務のナカ田ナカ子です。
今回のコラムのテーマは「印刷事務あるある」ということで、楽しくおもしろくご紹介したいと思います。ぜひ最後までお付き合いください!
●封筒のサイズを覚えてしまう!?

昨年末頃だったかと思います。心斎橋駅構内に「文具女子博」の大きなポスターが貼られていました。
ちまたでは「お文具といっしょ」が流行っていたり、インバウンド客の方々が日本の文具の質の高さをSNSで発信されたりしています。それらの効果でさらに文具人気が高まる…という良い相乗効果が生じているようです。
突然ですが、皆さんは文具と言えば何を思い浮かべますか?
(月並みではありますが)鉛筆やシャープペンシル、消しゴム、ノートや封筒など、即座に複数点挙げることができる方が多いのではないでしょうか。
ところで封筒と言えば手紙。手紙と言えば近年、手書きの独特な味わいや万年筆や筆ペンといった文具自体が持つ味わいの良さが見直され、その人気が再燃しているとか。
このように人気が再燃している封筒ですが、会社では必須の業務アイテムのひとつと言えるでしょう。ちなみに美有起では、企業様用封筒の発注を数多くいただいております。
企業様用封筒ですが、だいたいサイズは決まっています。そのため、よくご発注いただく大きさの封筒は何となく覚えることができます。
せっかくですし、ナカ田ナカ子がよくご発注いただく封筒のサイズを挙げてみますね。

美有起(みゆき)ではこれ以外のサイズの封筒も受注生産可能です!
ぜひお問い合わせくださいませ。
●紙の種類の多さに驚愕!

働く方々の必須アイテムといえば、スケジュール帳にメモ帳、筆記用具…といろいろ挙げることができると思います。中でも超必須アイテムと言えば、名刺ではないでしょうか。
美有起でもさまざまな名刺を作っています。ナカ田ナカ子にとって名刺の生産は、各企業様のカラーが出ていて、とてもおもしろいものです。
例えば、一から名刺を作る場合、名刺用の紙の希望を取引先様と打ち合わせをします。
ある取引先様のご希望は、和風な雰囲気と素朴感を前面に出した、凹凸のあるくしゃっとした紙を使って名刺を作りたいとのことでした。
さらに企業ロゴは箔を押して、それ以外の肩書や名前、会社の住所などは印字したい、というのがご希望でした。
ご希望を確認後、まずは紙を決めるところから始まります。私は和風な雰囲気と素朴感というキーワードから紙を探し出し確認したところ、即OKをいただくことができました!
また別の取引先様になりますが、既述の取引先様とは真逆で、光沢があるだけでなく厚みもある豪華な紙を名刺用の紙としてご希望されたことがあります。
その光沢がある豪華な紙は、担当営業が指示をしてくれたので、こちらで探す手間はなかったのですが、一般的な名刺と比べて厚みがあったので、とても記憶に残りました。
事例として2つ挙げましたが、以上のように、いろいろなタイプの名刺の作製依頼をいただく度に「こんな紙があるんだ~」と感心しきりで作業を進めています。
●色に厳しくなる…

ナカ田ナカ子は、一般的によく言われるところの「典型的なO型」です。
印刷事務になるまでは、例えば、購入する化粧箱に汚れのような白い点が付いていることに気づいても、お菓子箱に汚れがあっても、中の化粧品やお菓子に影響なければ問題なし!として、そのまま購入していました。
しかし、印刷事務になると、(当然ですが)汚れやピンホールがあっては絶対ダメ!!何度もご発注いただいているリピート商品の化粧箱や台紙の印刷の色の濃さのほんの少しの違いにも敏感に反応するようになりました。
因みにピンホールとは、(和訳のままですが)明らかにデザインとは異なる、印刷の中の小さな穴のような点のことです。
世の中に印刷物が出回るまでに、誰かが気付いて処理しているので、一般的にはあまり見かける機会がないものかもしれません。
突然ですが、ナカ田ナカ子は色に関する資格を持っています。なので、色に対してある程度は理解ができているつもりでした。
しかし印刷事務を始めたとき、担当営業の色の仕上がりに対する厳しさに、色に関する資格を得た知識より現場経験から得た眼力の確実さを改めて実感したものです。
印刷物を扱う以上、印刷事務の作業は色とは切っても切り離せません。非常に色に厳しい取引先様の場合、何度もやり直しになることも当然あります。
そのように何度か刷り直しになった場合は、祈るような気持ちで作業を進めるのですが、その後の色OKになったときの安堵感は格別です。
更にそれが世の中に流布しているのを見かけたときは、「あのときはこうだったなぁ」と感慨深くなり、「次頑張ろう!」と思っている感じです。
以上、ナカ田ナカ子の「印刷事務あるある」でした☆
最後までお付き合いいただきありがとうございました♪